電子機器製造会社の子会社でランサムウエア被害
2023.02.26ニュース
加賀電子は、タイの子会社であるKAGA ELECTRONICS(THAILAND)がランサムウェア攻撃を受けたと公表しました。不正アクセスは2022年12月2日に発生し、タイ子会社のサーバーが感染したとされます。
以下、日経クロステック からの引用です。
電子部品や半導体の販売、電子機器の受託製造サービス(EMS)を展開する加賀電子は2022年12月12日、同社子会社でEMS事業を手掛けるタイのKAGA ELECTRONICS(THAILAND)がランサムウエアを使ったとみられるサイバー攻撃を受けたと公表した。
不正アクセスは2022年12月2日深夜に発生し、タイ子会社のサーバーがランサムウエアに感染したとみられる。攻撃が判明した後、タイ子会社においてサーバーやパソコンを停止し、外部ネットワークとの遮断を行った。
12月3日以降、システム会社や同社グループのEMS拠点と連携して、各拠点のエッジ端末に保存されたデータを基にシステム復旧を進めた。12月12日時点でタイ子会社内のサーバーやネットワークシステムはほぼ復旧し、業務を再開。業績に大きな影響を与えないとしている。
同社は公表時点で顧客の機密情報などの不正利用を確認していない。再発防止策としてネットワークの監視体制や認証方法の強化を行うとしている。
引用元:子会社でランサムウエア被害の加賀電子、拠点データを使って10日ほどでほぼ復旧
記事にはサーバーの情報を各拠点のエッジ端末に保存してあるデータがか復旧したとあります。
サーバーのデータのバックアップは取っていなかったのでしょうか?
それともバックアップデータもやられてしまったのでしょうか?
システムの詳細が不明なので、何とも言えないのですが、とにかく復旧して本当に良かったです。
世代バックアップはとても大事なのですが、願わくはこのような被害(攻撃)が無くなって欲しいものです。